【ニュース】 ホーランエンヤ保存会、福を呼び新春を祝う伝統行事「ホーランエンヤ」を2023年1月8日に3年ぶりに開催 大分県豊後高田市

2022.12.07
ホーランエンヤ保存会(大分県豊後高田市、清水良幸会長)は、福を呼び新春を祝う伝統行事「ホーランエンヤ」を2023年1月8日に3年ぶりに開催する。

江戸時代、豊後高田市は島原藩の領地で、年貢米を船で献上していたという。
「ホーランエンヤ」は、その航海の安全と豊漁を祈願して始まったとされている。
大漁旗や万国旗などで装飾された宝来船に、「漕ぎ手」の締め込み姿の若者らが乗り込み、「ホーランエンヤ エンヤサノサッサ」と掛け声をあげながら、桂川河口にある琴平宮から1kmほど上流にある若宮八幡宮を目指す。

途中、川岸の観客から祝儀が出されると、漕ぎ手の若者が寒中の川に飛び込み、勇ましく泳いで受け取りに行く様子には観客から歓声が上がるという。
また、宝来船からは紅白の祝い餅がまかれ、観客は新春の福をつかむとしている(新型コロナウイルス感染症対策の為、御玉市民公園での餅まきはなし)。

「ホーランエンヤ」の開催日時は2023年1月8日、出船は9時30分ごろ。
開催場所は大分県豊後高田市高田地区 桂川流域。