2022.11.04
福岡市・天神エリアの街づくりを推進する「天神明治通り街づくり協議会（MDC）」と「We Love 天神協議会（WLT）」は、2022年11月7日～18日の期間、天神都心部での公開空地等のオープンスペース利活⽤を推進するため、実証実験イベント「天神明治通りテラス」を開催する。

アジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇⽤を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」の中心に位置する天神明治通り地区では、2021年秋に開業した「天神ビジネスセンター」を⽪切りに、各所でビルの建替え工事が⾏われており、将来的には就業者数の増加が⾒込まれているという。
また、建替え後は、地上や地下に新たな公開空地が供⽤される予定で、アフターコロナ時代でのオープンスペースの有効活⽤を⾒据え、今回の実証実験イベントを企画した。

同実証実験イベントでは、明治通り沿いにある公開空地2か所を活⽤する。

「福岡銀⾏本店ふくぎん広場」では、一部エリアにWi-Fi環境や電源を整備、快適なビジネス空間の構築を図るほか、1日のシーンに合わせた食のマルシェ（朝食・ランチ・生鮮品等）が出店。
⼣刻以降は、キッチンカーによる酒類の販売やボードゲームの貸し出し、ビジネスに関連したトークセッション等、オフィスワーカー同士の交流の場を創出する。

「天神ビジネスセンター1階公開空地」では、同ビルに入居する、イタリア料理「ダ・ボッチャーノ天神」によるテラス営業、「パタゴニア福岡」によるブース展示や2店のコラボ商品の販売等を実施。
同公開空地の利活⽤は、今回が初の試みとなる。

なお、同実証実験イベントでは、福岡市がコロナ禍における飲食店⽀援のために実施している道路占⽤許可等の基準緩和を活⽤するという。

「天神明治通りテラス」の開催日時は2022年11月7日〜18日。
開催場所は、「福岡銀⾏本店ふくぎん広場」（福岡市中央区天神2丁目13-1）・「天神ビジネスセンター1階公開空地」（福岡市中央区天神1丁目10-20）。
協⼒は、福岡銀⾏、福岡地所、福岡県市町村振興局、九州大学都市設計研究室、九州大学大学院芸術工学研究院環境設計部門 高取研究室、日建設計、サントリー、コクヨマーケティング、マルデナポリジャパン、パタゴニア福岡、極東ファディ、⻄日本電信電話、一般社団法⼈グラビティー、博多まちづくり推進協議会、博多駅エリア発展協議会。