【ニュース】 西武鉄道と住友商事、「所沢駅西口開発計画」を11月に着工、店舗面積約4万3,000㎡の広域集客型商業施設を開発 埼玉県所沢市

2022.10.31
株式会社西武ホールディングス(東京都豊島区、後藤高志社長)傘下の西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、喜多村樹美男社長)と住友商事株式会社(東京都千代田区、兵頭誠之社長)は10月28日、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」(埼玉県所沢市)地区内で、共同で商業施設を開発する「所沢駅西口開発計画」の事業計画を発表した。
同計画の商業施設は2022年11月に着工し、2024年秋に開業する予定。

両社は、同計画の敷地約3万4,000㎡で、店舗面積約4万3,000㎡・店舗数約150店舗・駐車場台数約1,700台・地上7階建て(商業フロア4層)の広域集客型商業施設を開発、所沢市の玄関口にふさわしい魅力と活気のある街並みの形成を目指す。

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西武グループは、所沢エリアを西武鉄道沿線の中心衛星都市(重要な交通結節点)と位置付けており、2020年には所沢駅のリニューアルと駅直結の商業施設「グランエミオ所沢」の第Ⅱ期開業をもって東口開発を完了。
2021年には現ベルーナドームのボールパーク化、西武園ゆうえんちのリニューアルオープンなど、所沢エリアを「ベッドタウン」から「暮らす・働く・学ぶ・遊ぶ」の4要素が揃った「リビングタウン」へと進化させる取り組みを推進している。

住友商事グループは、1976年に商業施設事業に参画して以来、大型商業施設「テラスモール湘南」(2011年開業)、「テラスモール松戸」(2019年開業)、「グランエミオ所沢」(2018年第Ⅰ期開業、2020年第Ⅱ期開業)、「Utsunomiya Terrace」
(2022年開業)をはじめ、全国で65施設を手掛けてきた。
幅広い分野で商業施設の開発・運営ノウハウを培い、地域が育んできた価値や特性に合わせた「地域メイド」の開発・運営を行うことで、地域の発展・活性化に貢献しているという。

「所沢駅西口開発計画」の所在地は埼玉県所沢市東住吉10番(西武所沢車両工場跡地)。
敷地面積は約3万4,000㎡、延床面積は約12万9,000㎡、店舗面積は約4万3,000㎡。
構造・規模はRCST造(柱RC造、梁S造)・一部S造、地上7階建。
店舗数は約150店舗、駐車場台数は約1,700台、駐輪場台数は約
2,000台。
工期は2022年11月~2024年6月予定、開業予定は2024年秋。
事業費は約295億円。
なお、今後の事業進捗に伴い変更となる可能性あり。