【ニュース】 NTT東日本長野支店など7者、小布施町で「地域循環型の社会の形成」に向けた取り組みを実施 長野県小布施町

2022.10.31
小布施町(桜井昌季町長)・長野電鉄株式会社(長野県長野市、笠原甲一社長)・株式会社小布施ハイウェイオアシス(長野県小布施町、平野薫代表)・株式会社小布施堂(長野県小布施町、市村次夫代表)・株式会社桜井甘精堂(長野県小布施町、平山豪晴代表)・株式会社竹風堂(長野県小布施町、竹村利器社長)・東日本電信電話株式会社長野支店(長野県長野市、茂谷浩子支店長)の7者は、「地域循環型の社会の形成」に向けた取り組みを実施する。

同取り組みは、地域が持つ「食」や「文化」の魅力を知り、現地へ行き、味わい、体験する機会をより多くの人へ提供することで、人々が行き交い、自律的・持続的な経済の循環を促し、地域の活性化を目指すというもの。
葛飾北斎との所縁ある地としての文化や素晴らしい芸術作品、栗をはじめとした特産品等、様々な魅力を発信するとともに、人々が現地へ赴く仕掛け、現地での食や文化の体験価値の向上、子ども達への文化継承を通じ、町の持続的な「循環型社会の形成」に、関係団体と連携し取り組むとしている。

同取り組みの第1弾のうち、STEP1では、同町の文化・芸術分野の魅力発信を実施(2022年10月28日より開始)。
岩松院本堂の天井に描かれた葛飾北斎の「鳳凰図」のデジタルデータ等を活用し、長野県内各所とNTT東日本初台本社ビル(東京都新宿区)で「鳳凰図」の複製画や北斎作品のデジタル画を展示、同町の街並みや観光名所等の魅力を伝える映像もサイネージ等で放映する。

STEP2では、地域での食体験の向上を実施(2022年11月より実証実験開始予定)。
同町を代表する名産品「栗」をはじめ、その他のフルーツ・肉・スイーツ等、鮮度が保持できる期間が限られた食材・食品について、鮮度の保持、長期保存実現に向けた実証実験を実施する。
食材に直接、高電圧をかけ、氷点付近あるいは氷点以下の温度帯で保存することで「鮮度保持」に加え「熟成」、「高品質解凍」を実現する株式会社氷感サプライズ(愛知県知多市、榊原裕高社長)の氷感庫を活用し、食体験の魅力向上を目指す。