【ニュース】 JR東日本水戸支社と仙台ターミナルビル、「いわき」駅直結の「ホテル B4T いわき」とショッピングセンター「エスパルいわき」を2023年1月15日に開業 福島県いわき市

2022.10.27
東日本旅客鉄道株式会社水戸支社(茨城県水戸市)と仙台ターミナルビル株式会社(仙台市青葉区、松崎哲士郎社長)は、JR常磐線
・磐越東線「いわき」駅(福島県いわき市)直結の「ホテル B4T いわき」とショッピングセンター「エスパルいわき」を2023年1月15日に開業する。

両社は、いわき市の「第二次いわき市都市計画マスタープラン」などに基づき、駅周辺への都市機能の誘導・集積を図り、沿線活性化や持続可能なコンパクトなまちづくりを推進しており、両施設はその一環として取り組んだもの。

両社と同市は2019年7月、包括連携協定を締結し、地域と鉄道の持続的発展に向け、駅周辺地域の活性化などについて、連携して取り組んできた。
同駅北口では、JR東日本水戸支社と公益財団法人磐城済世会(松村総合病院)が連携し「総合医療施設」の整備を進めている。
また、同市が進める「いわき駅並木通り再開発事業」や「(仮称)磐城平城・城址公園整備事業」と一体となり、駅を中心とした都市機能のコンパクト化から持続的なまちづくりにも取り組んでいるという。

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「ホテル B4T いわき」は、シングル113室・ツイン15室・ユニバーサル2室・デラックスツイン1室・キャビンタイプ96室の全227室。
シングルはコンパクトながらもムダや華美を省いた空間により快適な滞在体験を提供、ツイン・ユニバーサル・デラックスツインは非日常を感じさせるワンランク上のホテルステイを演出、キャビンタイプは個室タイプでリーズナブルで快適性の高い滞在体験を提供するという。

ショッピングセンター「エスパルいわき」は、仙台・郡山・福島・山形に続く5店舗目として開業する。
「NewDays」が2022年11月22日に先行オープンするほか、地元企業では常磐興産株式会社が「ハワイアンズ直営レストラン(仮称)」を、株式会社大川魚店が「大川魚店」を、それぞれ新業態で駅ビルに初出店するという。

その他、地元事業者や、同市をはじめとする地域の人々と連携し、駅前のパブリックスペースなども活用しながら、積極的にいわきの魅力を発信するほか、施設内廊下に「いわき平時空マップ」を設置、周辺観光名所や飲食店の紹介も行う。

さらに、地元高校生による駅周辺を題材とした地域課題探求学習(「いわき発見ゼミ」)、東日本国際大学、いわき市平商店街と連携し、「いわき平の街 魅力発見プロジェクト」を実施。
オリジナルスイーツ「くるいわき」の開発などにも取り組むとしている。