【ニュース】 きんつぎ、商店街のビル再生プロジェクトを始動、地域の人に愛された洋装店がまちづくり拠点「瀬戸くらし研究所」に 愛知県瀬戸市

2022.09.14
建築物に関する企画・設計・監理や不動産コンサルティングなどを手掛ける株式会社きんつぎ(愛知県瀬戸市、野々垣賢人代表)は、商店街のビル再生プロジェクトを始動する。

同取り組みは、半世紀以上、地域の人に愛された洋装店(愛知県瀬戸市)を、ツクリテがチャレンジできるまちづくり拠点「瀬戸くらし研究所」へと再生させるもの。
9月9日より、クラウドファンディングを開始した。

同拠点が所在する「せと末広町商店街」は全77店舗中、25店舗が空き店舗となっている状態。
ノスタルジックな雰囲気や、商店街ならではの人の暖かさの魅力が再認識され、出店希望の問合せが増えているが、昭和初期から続く商店街の建物は、老朽化が激しいものが多く、新規出店には多額の改修費用が必要となるほか、駅から徒歩5分以上の距離にあるため、集客にも課題があるという。

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元洋装店だった店舗は、オーダーメイドの服を作ることができる「憧れの場所」だった空間。
愛されていた場所が改めて開き、日常的に楽しめる場に生まれ変わるとしている。

同拠点では、新規出店のハードルを下げる取り組みとして、小さな飲食ブースを3つ設け、客席を共有することで、出店費用を抑えられる仕組みを構築。
多用途の複合拠点とすることで集客を図り、様々な客層が来場することでテストマーケティングを行うことも可能とする。
将来的に商店街に出店する際は、併設のシェア工房(DIY工房)を使用し、ある程度の工事を店主自身ができる環境を整えることで、商店街への出店の際も工事費を抑えることができるようになるという。

なお同社では、同拠点をはじめ、瀬戸の地域が持続する仕組みの創造に向け、持続可能な窯業を目指し、陶器廃棄物再利用ワークショップを2022年10月に開催する予定。

「瀬戸くらし研究所」の所在地は愛知県瀬戸市末広町2-22(末広町商店街内 旧ヴィーナス)。
オープン日は2023年2月予定。
用途は飲食ブース、シェアキッチン、コワーキングスペース、シェアキッチン工房、ギャラリー。