【ニュース】 住友林業、遮音性能(D50)を確保した賃貸住宅向け界壁を開発、同社の賃貸住宅「Forest Maison」で採用 東京都千代田区

2022.09.12
住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)はこのほど、遮音性能(D50)を確保した賃貸住宅向け界壁(マンションやアパートなど共同住宅の住戸間を区切る壁)を開発した。

同製品は、2019年3月に開発した高遮音床(遮音50仕様)と合わせて、住友林業の賃貸住宅「Forest Maison(フォレスト メゾン)」で9月8日より採用しているという。

同社の筑波研究所では、賃貸住宅に必要とされる住戸間の壁の性能について、せっこうボードの組成、吸音材、制振材、間柱の配置等各部材の研究、検証を重ね、遮音性能(D50)の界壁を開発。
住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく「透過損失等級(界壁)」で、国土交通大臣の特別評価方法認定による等級3「遮音性能(D50)」を取得した。
「高遮音界壁50」は、標準的な集合住宅界壁を2ランク上回る遮⾳性能を有し、採用した室内での生活実感イメージは、隣戸のテレビ、ラジオ、会話等はほとんど聞こえないレベルを達成しているという(一部プランによっては採用できない場合あり)。