【ニュース】 JR九州、久大本線で「荷物輸送サービス」の実証実験を8月30日に実施、日田市・うきは市より旬の厳選フルーツなどを特急「ゆふ号」に載せて「博多」駅まで輸送 大分県日田市

2022.08.25
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)は、久大本線で「荷物輸送サービス」の実証実験を2022年8月30日に実施する。

同社では、九州新幹線を活用した「荷物輸送サービス」を昨年から実施。
今回は、サービスエリア拡大に向け、新たに初の取り組みとして、沿線の大分県日田市・福岡県うきは市より、旬の厳選フルーツなどを特急「ゆふ号」に載せて「博多」駅まで届けるという。

届けるフルーツなどは、当日中・数時間で届くという「速さ」を体感してもらうため、食材や日持ちのしない銘品など、地域の「おいしいもの」を新幹線や特急列車で運び、「博多」駅で即売する定期イベント「つばめマルシェ@博多」で販売する。
購入客のニーズ検証も行う。
従来の宅配は翌日着だが、列車物流では当日中、荷積卸し時間も含め約2時間(最短)で「博多」駅まで届けることが可能だという。

実証実験の実施日は2022年8月30日。
配送区間は「日田」駅・「うきは」駅⇒「博多」駅(久大本線・鹿児島本線)の駅間。
輸送列車は特急「ゆふ2号」、「日田」駅(10時発)・「うきは」駅(10時17分発)⇒「博多」駅(11時20分着、予定)。
輸送品目は新鮮なフルーツ、朝採れたて野菜などの特産品。
検証内容は、積載時の所要時間、積載方法、振動状況の確認、消費地側ニーズ調査。