【ニュース】 三条市、「下田マーケティング中学校」を開始、下田郷の観光地域づくりの課題を中学生が解決 新潟県三条市

2022.06.08
三条市(滝沢亮市長)は、国道289号(八十里越道路)の開通後、同市が観光客の目的地になることを目指し、若い視点を取り入れた下田郷の観光地域づくりを行うため、同市がクライアントとなり、下田中学校3年生にコンサルを依頼する「下田マーケティング中学校」の第1回を6月8日に開催する。

生徒は、マーケティングを学び、解決策を同市に提案。
第1回は、市長がコンサルタントとなる生徒に課題解決を依頼し、同市CMO(最高マーケティング責任者)がマーケティングの講義を行う。

八十里越道路は、整備により通行不能区間が解消され、同市と只見町間の自動車による移動時間が現在の約半分に短縮されることから、交流の促進が期待されている。

「下田マーケティング中学校」は、八十里越道路の開通を目前に、新潟県側の玄関口となる下田郷での観光地域づくりの促進が必要となることから、同事業により、若い視点を取り入れ、将来の観光地域づくりに活かすというもの。
今後は、ワークショップなどを行い、11月に解決案を提示する成果発表会を開催する予定。