【ニュース】 北九州市と西日本鉄道、SDGsに関する課題の解決とまちづくりに資する取り組みを推進するため、包括連携協定を締結 福岡県北九州市

2022.05.17
北九州市(北橋健治市長)と西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)は5月16日、北九州市でのSDGsに関する課題の解決とまちづくりに資する取り組みを推進するため、包括連携協定を締結した。

同市は、人口減少や少子高齢化など「将来の日本の大都市が抱える課題」に一足早く直面しており、こうした社会課題を解決していくため、「北九州市SDGs未来都市計画」を策定し、推進している。

一方同社は、同市の公共交通維持に向けた取り組みとして、自動運転バスの実証実験や、連節バスの導入による運行効率化など、様々な取り組みを実施してきた。
また、SDGsに関する課題の解決に向けた取り組みでは、2022年6月にはレトロフィット電気バス(中古の国産ディーゼルバスを電気バスに改造したバス車両)を導入する予定。

両者は今後、同計画の達成に向け、公共交通に関する連携をはじめ、脱炭素・資源循環に関する事項や、観光振興・防災・こどもの健全育成に関することなど、様々な分野での連携を行っていくとしている。