【ニュース】 大樹町、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート」の施設整備事業で令和4年度から3カ年となる第1期計画の入札告示を実施 北海道大樹町

2022.04.21
北海道大樹町(酒森正人町長)は、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」の施設整備事業について、令和4年度から3カ年となる第1期計画の入札告示を行った。

「HOSPO」は、 2021年4月に本格稼働を開始。
「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョン実現に向け、ロケットや宇宙旅行等を目的とした宇宙船(スペースプレーン)の射場・実験場を整備し、打上げ支援業務を行う。
2025年までに2つの人工衛星用ロケット射場整備の資金を集めており、その資金確保にふるさと納税(企業版・個人版)や寄附の仕組みを活用している。

今回行う第1期計画の整備事業は、民間企業等の人工衛星用ロケットの打上げに対応したロケット射場「Launch Complex-1
(LC-1、2023年度完成予定)」の新設、スペースプレーン(宇宙船)実験用の滑走路300m延伸(既存の1,000m滑走路から延伸、2024年度完成予定)の整備を行うもの。
第1期計画の総事業費は23億2,000万円を予定しており、総事業費の半分は令和4年度に採択された内閣府地方創生拠点整備交付金(まち・ひと・しごと創生交付金)を活用、残りは企業版ふるさと納税等の寄附を充当する予定としている。

参加表明書と資格審査申請書類の受付期間は2022年4月28日~5月27日。
令和4年度の事業内容は、LC-1・滑走路延伸の実施設計とLC-1の土木・設備工事となる。
また、総事業費の半分を企業版ふるさと納税等の寄附金を充当するため、引き続き企業版ふるさと納税等の募集を行う。