【ニュース】 小諸市など、DXによる情報発信とMaaSによる新交通とを組み合わせた社会実験「縁JOY!小諸」を4月16日より開始 長野県小諸市

2022.04.12
小諸市(小泉俊博市長)は、DXによる情報発信とMaaSによる新交通とを組み合わせた社会実験「縁JOY!小諸」を2022年4月16日より開始する。
企画・協力は、まちづくり小諸・カクイチ・ニューラルポケット・こもろ観光局・小諸商工会議所・しなの鉄道・JRバス関東など。

同社会実験は、DX(デジタルトランスフォーメーション:情報通信技術の活用による効果の最適化)とMaaS(モビリティアズアサービス:複数の異なる交通を一連のサービスとして提供する仕組み)の組み合わせにより、小諸のまちなかでの滞留と回遊の促進を目的としたもの。

DXによる情報発信では、地図情報型サービス・LINE公式アカウント「信州こもろ・こま~す」と、まちなか等の新コンテンツ提供サービス・WEBサイト「縁JOY!小諸ポータル」との相互連携により、自宅でも外出中でも小諸の情報を「発見」できるとしている。
また、小諸駅と懐古園、こもテラス・ツルヤ小諸店にデータ連携したデジタルサイネージ「こもろタッチ」を設置、シーンに応じた情報提供を行う。

一方、MaaSによる新交通では、環境にやさしいEVバス「こもこむ号」と開放型3輪電動カート「egg」により、北国街道まち巡り便を運行。
LINE公式アカウント「信州こもろ・こま~す」の経路検索・チケット決済機能により、しなの鉄道と連携したサービスを提供する。
「信州こもろ・こま~す」では、しなの鉄道の往復切符の2割引で1日フリー乗車券を購入できる他、「布引観音・台地巡り便」をはじめ、季節の見どころをEVバス等で案内するサービスも行うという。

社会実験「縁JOY!小諸」の実施期間は2022年4月16日~2022年11月26日。
新交通運行日時は期間中の毎週土曜日10時~17時(ゴールデンウィーク中は2022年4月29日、5月3日・4日は運行)。
2022年4月16日~2022年5月7日は利用促進キャンペーンとして小諸周遊パスの利用料が無料となる。