【ニュース】 中川政七商店、奈良の朝に特化したイベント「あさなら」を4月9日~24日に「鹿猿狐ビルヂング」と近隣店舗・施設で初開催 奈良県奈良市

2022.04.06
1716年創業の奈良の老舗・株式会社中川政七商店(奈良県奈良市、千石あや社長)は、奈良の朝に特化したイベント「あさなら」を、2022年4月9日~24日に、同社複合商業施設「鹿猿狐(しかさるきつね)ビルヂング」(奈良県奈良市)と近隣店舗・施設で初開催する。

奈良市は、観光客の約90%は日帰り(奈良市観光入込客数調査報告書)と言われ、また県内宿泊者数も全国46位(観光庁「宿泊旅行統計調査」2020年確定値)と、観光地でありながら宿泊するイメージが低いという。
同イベントでは、宿泊するからこそ体験できる、朝に特化した企画を多数用意。
ホルンで大勢の鹿を呼び寄せる「鹿寄せ」や、地元の野菜やパンが楽しめる「あさなら市場」、朝なのに晩餐(ばんさん)が味わえる特別な朝食など、奈良の朝の心地好さを届けるとしている。

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「早起きは三文の得」という諺は奈良で生まれたと言われている。
同イベントでは、少し早起きして朝から奈良を満喫できる2つの企画「鹿寄せ」「あさなら市場」を用意した。
会場では、鹿猿狐ビルヂング・近隣店舗で使用可能な「早起きは三文のトククーポン」を配布する。

「鹿寄せ」は、ナチュラルホルンの音色に誘われ、大勢の鹿が森から駆け寄ってくる催しで、奈良公園の風物詩となっているもの。
初の鹿猿狐ビルヂングによる主催で、全6日間開催する(4月9日・10日・16日・17日・23日・24日の9時~9時20分)。
会場は春日大社境内「飛火野(とびひの)」、参加料無料、予約不要(雨天中止)。

「あさなら市場」は、その土地ならではの特産物が一度に楽しめる朝市。
今回は、奈良近郊で育まれた有機野菜や天然酵母で焼き上げたパン、奈良の実験的本屋ユニットが選書する本がずらりと並ぶ。
会場は「日本市 奈良三条店前」(奈良県奈良市角振新屋町1-1)、開催日時は4月17日の9時~12時(売り切れ次第終了)。

その他、鹿猿狐ビルヂング内では、一つ星レストラン「sio」が手掛ける至高の定食や、一杯ずつハンドドリップするコーヒーとフレンチトースト、カフェインたっぷりで目覚めに丁度いい朝抹茶などの提供を展開するほか、近隣の「堀内果実園」「菩薩咖喱」でも朝食を同時展開するという。