【ニュース】 山形県置賜地域の3市5町とJR東日本グループ、山形新幹線を活用した精密機械部品の輸送を3月25日に実施 山形県米沢市

2022.03.17
山形県置賜地域の3市5町(米沢市・長井市・南陽市・高畠町・川西町・小国町・白鷹町・飯豊町)とJR東日本グループは、新幹線を活用した荷物輸送「はこビュン」の新たなニーズを開拓するため、山形新幹線を活用した精密機械部品の輸送を2022年3月25日(予定)に実施する。

山形県とJR東日本グループは、これまでにも列車による荷物輸送サービス「はこビュン」を活用し、同県内の様々な食材を首都圏に配送するとともに、首都圏で同県のPRを実施してきた。
自治体との連携による新幹線を活用した精密機械部品の輸送は、
JR東日本グループとしては今回が初の取組みとなる。

今回、精密機械部品輸送を行う企業がある米沢市の工業は、企業製造品出荷額等が置賜地域全体の約7割(2019年:約5,865億円)にのぼり、山形県内では第1位、東北でも第 6位を誇る。
情報通信機械器具製造業が約2,887億円と約半数を占めているが、伝統的な繊維産業から先端的な情報・エレクトロニクス産業に至るまで、多様な産業構造を形成しており、産業基盤の裾野に広がりがあるという。

精密機械部品輸送の実施予定日は2022年3月25日、輸送列車は山形新幹線つばさ138号(「米沢」駅11時38分発~「東京」駅13時48分着)。
輸送商品は置賜地域の精密機械部品約20kg。
主催は山形県置賜地域の3市5町(米沢市・長井市・南陽市・高畠町・川西町・小国町・白鷹町・飯豊町)、事業協力は米沢ものづくり振興協議会。