【ニュース】 南海電気鉄道と南海フェリーなど、Visaのタッチ決済の実証実験を3月25日より開始、鉄道×船舶でVisaのタッチ決済を用いた乗り継ぎ環境を提供 和歌山県和歌山市

2022.03.11
南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、遠北光彦社長)、南海フェリー株式会社(和歌山県和歌山市、小林敏二社長)、三井住友カード株式会社(東京都江東区、大西幸彦社長)、QUADRAC株式会社(東京都港区、高田昌幸社長)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、スティーブン・カーピン社長)の5社は、 2022年3月25日~12月11日の期間、和歌山港と徳島港でVisaのタッチ決済による実証実験を実施する。

同実証実験では、フェリー乗船口に専用読取端末機を設置。
乗船時に航路運賃が支払い可能となり、鉄道×船舶でVisaのタッチ決済を使用した乗り継ぎ環境を提供、非接触でスピーディーに、かつ、キャッシュレスで利用できるという。
航路でVisaのタッチ決済が利用可能となるのは、同実証実験が日本初となる。
なお、同事業は徳島県の「公共交通スマート利用応援事業補助金」に採択されている。

さらに、南海和歌山港線「和歌山港」駅にもVisaのタッチ決済の専用改札機を新設。
利用客がシームレスに南海電車と南海フェリーを乗り継ぎ可能な環境を整備する。
あわせて、同乗継を利用した場合には、駅窓口・券売機で乗船券やきっぷを事前購入なしで、「好きっぷ」と同様の割引を利用時に適用するという(名称:「スマート好きっぷ」)。

「南海フェリーにおけるVisaのタッチ決済の実証実験」の実施期間は2022年3月25日~12月11日(終了時期は変更となる場合あり)。
対象航路は和歌山港~徳島港。
南海電鉄「和歌山港」駅からの南海フェリーへの乗り継ぎ「スマート好きっぷ」(乗り継ぎによる「好きっぷ」割引の適用)の割引後運賃は2,200円。
適用区間は南海電鉄Visaのタッチ決済が利用可能な各駅~南海フェリー(和歌山港~徳島港)、南海電鉄発・南海フェリー発のどちらでも適用。
適用条件は全行程でVisaのタッチ決済を利用当日に限る。