2022.03.10
藤田観光グループが運営する「永平寺 親禅の宿 柏樹關」（福井県永平寺町、岸義仁総支配人）はこのほど、特別な「香湯」などを体験できる「充実の禅体験プラン」の販売を開始した。

「香湯（こうとう）」とは、香木を煮出した香りの高い湯で身を清めることで、仏の道に入るための準備として用いられているもの。
永平寺では、特に神聖な行持をおつとめする際に、「香湯沐浴」を行うとされている。

なお同施設では、2019年7月の開業以来、永平寺が認定する「禅コンシェルジュ」が常駐。
坐禅体験、写経、本格的な精進料理、永平寺での朝課（朝のおつとめ）への参加など、大本山・永平寺の門前ならではの禅の世界を案内しているという。

同プランでは、永平寺と同じ成分・分量の配合で香木を用意した。
香木の主な成分は、菖蒲根・陳皮・白檀・桂皮・龍脳の他、10種類の薬種。
各月4日のみ、同施設の大浴場内湯で香湯体験を楽しめるとしている。

その他、同プランでは、坐禅体験、永平寺の修行僧の1年を追った動画視聴、朝のおつとめ（朝課）、通常の精進料理からアップグレードした「特選精進料理」の夕食、お粥と共に箸が進む季節の小鉢を用意した朝食などを提供するという。

「永平寺 親禅の宿 柏樹關」の所在地は福井県吉田郡永平寺町志比6-1、交通はえちぜん鉄道勝山永平寺線「永平寺口」駅より京福バス「永平寺門前行」または「永平寺行」で13分の終点下車後徒歩約5分。

宿泊予約は
永平寺 親禅の宿 柏樹關