【ニュース】 京成電鉄など、規格外野菜を含む千葉県産の農産物を鉄道の貨客混載で輸送し活用する実証実験を3月11日より実施、成田空港内のレストランメニューで提供 千葉県佐倉市

2022.03.09
京成電鉄株式会社(千葉県市川市、小林敏也社長)、株式会社イウォレ京成(千葉市中央区、東原光陽社長)、一般社団法人野菜がつくる未来のカタチ(千葉県佐倉市、鳥海孝範・髙梨美佳代表理事)は、CO2排出量の削減と食品ロスの削減の貢献に向け、規格外野菜を含む千葉県産の農産物を鉄道の貨客混載で輸送し、活用する実証実験を2022年3月11日より実施する。

同実証実験は、野菜がつくる未来のカタチが販売する規格外野菜を含めた千葉県産の農産物を、京成本線「京成佐倉」駅(千葉県佐倉市)から列車に積み込み、「成田空港」駅(千葉県成田市)まで輸送し、成田空港内でイウォレ京成が運営する和食レストラン「京成友膳」で農産物を活用したメニューとして提供するというもの。

実証実験の実施期間は2022年3月11日から約3か月間(週1回程度、農産物の収穫状況・列車の運行状況により変更・中止となる可能性あり)。
輸送する農産物は、かぼちゃ・なす・とろろ芋・しいたけなど(いずれも千葉県産の農産物、一部に規格外野菜を含む、農産物の収穫状況により変更となる場合あり)。

参加企業・団体の役割は、京成電鉄が規格外野菜を含めた千葉県産の農産物の鉄道輸送(京成佐倉~成田空港間)、イウォレ京成が成田空港内で運営する和食レストラン「京成友膳」での農産物を活用したメニューの提供、野菜がつくる未来のカタチが農産物の提供。

なお、「京成友膳」は成田空港第1ターミナルビル4階に位置する、定食メニューを主体とした和食ファミリーレストランで、魚・肉料理と、天ぷら・寿司・そばの組み合わせによる特色ある定食メニューを取り揃えているという。