【ニュース】 塩尻市など、「自動運転タウンミーティングin塩尻」を3月12日に開催、「自分のまちで自動運転車を走らせる」ための情報を発信 長野県塩尻市

2022.03.02
塩尻市(小口利幸市長)と一般財団法人塩尻市振興公社(古畑耕司理事長)は、経済産業省・国土交通省と連携し、「自動運転タウンミーティングin塩尻」を2022年3月12日に塩尻市で開催する。
地域住民の自動運転サービスへの期待、対する政府・業界の取組を紹介し、自治体や関係事業者が協力することで「自分のまちで自動運転車を走らせる」ための情報を発信することがが目的。

同市は、人口減少・少子高齢化が進む中、市街地だけではなく、農村地域の暮らしも維持し、「まちなかの便利な生活」と「農山村地域のゆとりのある生活」を両立する「コンパクト・プラス・ネットワーク」の都市構造を目指している。
しかし、現状の大型バスによる定時定路線のコミュニティバス運行では、大型二種免許保有運転手の高齢化による担い手不足や、高齢者等利用者の移動ニーズ(便数・速達性等)との乖離による利便性の低下が課題となっていた。

こうした中、同市では、AI活用型オンデマンドバス「のるーと塩尻」の実証実験(2020年11月、2021年10月~2022年3月)、一般公道でバス型自動運転車両による走行実証実験(2020年11月)、タクシー型乗用車による「自動運転」公道モデル実証実験(2021年1月)、県内初となるEVバス型自動運転車両の一般公道走行(2021年11月)などを行ってきたという。

今回開催する同シンポジウムでは、塩尻市の交通ビジョンと自動運転の取り組み紹介(塩尻市)、自動運転に対する消費者ニーズ分析結果紹介(第一生命経済研究所・宮木由貴子氏)、自動運転プロジェクト「RoAD to the L4」概要紹介(産業技術総合研究所・横山利夫氏)を実施。
パネルディスカッション「塩尻市における課題解決に向けた自動運転への期待」では、モデレーターにモータージャーナリストの清水和夫氏を迎え、討議する。

「自動運転タウンミーティングin塩尻」の開催​​日時は2022年3月
12日の13時30分~17時。
会場は塩尻市文化会館レザンホール大ホール(長野県塩尻市大門七番町4番8号)。
参加費は無料、要事前申込。
主催は経済産業省・国土交通省・塩尻市、協力は一般財団法人塩尻市振興公社、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、豊田通商株式会社、日本信号株式会社、三菱電機株式会社。
新型コロナウイルス感染拡大状況により、中止または内容を変更して開催する場合あり。