【ニュース】 錦まち観光協会など、展覧会「侍う-SABURAU- 展 in 錦 ~原点回帰~」を錦町立人吉海軍航空基地資料館で3月12日より開催 熊本県錦町

2022.01.28
一般社団法人錦まち観光協会(熊本県錦町)と侍う実行委員会は、2022年3月12日~4月10日の31日間、展覧会「侍う-SABURAU- 展 in 錦 ~原点回帰~」を錦町立人吉海軍航空基地資料館(にしき ひみつ基地ミュージアム、熊本県錦町)で開催する。
期間中は、古武道とサブカルチャーの融合展示やイベントなどを行う。

「侍う-SABURAU-」とは「侍」の語源。
「侍う-SABURAU-」プロジェクトでは、「侍」をテーマとし、武芸、武具を始めとする伝統文化とポップカルチャーをコラボレーションさせることでその魅力を世界に伝え、後世に繋いでゆくことを目的としている。
同展では、若者や子ども達、海外の人びとからは、敷居が高く難解なイメージを持たれる伝統文化を、マンガ、アニメ、ゲーム等ポップカルチャーを通じ、誰もが今昔を身近に感じ、楽しんでもらえる内容とした。

今回は、熊本県錦町に伝わる、西の天下一といわれた古流剣術「兵法タイ捨流」と、「侍」を題材としたマンガやアニメ作品、オリジナルアートや映像、武具等を多数展示する。
出展作品数は約200点(予定)。

錦町にゆかりある「兵法タイ捨流」(日本遺産構成文化財)は、創始から450年を経過する今も脈々と受け継がれる歴史ある日本伝統古武道の一つ。
国内外の門人と共に兵法タイ捨流と日本の伝統文化を伝える活動を続けているという。

同展は、これまで2019年のイタリア開催の要望に応えて以来、国内外9か所で開催、熊本県錦町では初の凱旋展となる。

展示会では、日本の「侍」をテーマにした展示を柱に、兵法タイ捨流演武披露、刀剣類、国宝青井阿蘇神社所蔵品、古武道にゆかり有るサブカルチャーの作品「ドリフターズ」「武装少女マキャヴェリズム」「MUJIN -無尽-」など漫画の原画資料等を展示。
これらの作品に登場するメインキャラクターが、兵法タイ捨流の使い手であることから原画の提供など協力体制が実現したという。

展覧会「侍う-SABURAU- 展 in 錦 ~原点回帰~」の会期は2022年3月12日~4月10日の31日間、観覧時間は9時~16時(入館は15時30分まで、休館日なし)。
会場は錦町立人吉海軍航空基地資料館(にしき ひみつ基地ミュージアム、熊本県球磨郡錦町大字木上西2-107)。
入館料(錦町立人吉海軍航空基地資料館への入館で観覧可能)は大人(高校生以上)800円、小・中学生500円、未就学児無料。