【ニュース】 バカンと太宰府市、太宰府天満宮の参道に定点カメラを設置しAI等で情報を解析、リアルタイムの混雑情報を可視化する取り組みを開始 福岡県太宰府市

2021.12.28
AIとIoTを活用し、空き情報を配信するスタートアップ企業の株式会社バカン(東京都千代田区、河野剛進代表)は、太宰府市(楠田大蔵市長)と共同で、太宰府天満宮(福岡県太宰府市)で参道の「混雑」を可視化する取り組みを12月28日より開始する。

同取り組みでは、参道に定点カメラを設置し、リアルタイムの混雑情報を24時間自動で検知。
AI等でそれらの情報を解析することで、混雑情報を可視化し、配信する。

混雑情報はWebページからスマートフォンやPCを通して手軽に見られるようになっており、参拝者が事前に混雑状況を確認しやすい環境を整備することで、混雑の抑制を目指すという。

今後は、得られた混雑データを使用し、混雑予測や人流解析といった新しい活用方法を含む観光DXの推進も検討。
これにより、混雑状況の可視化を起点に、地域住民や観光客が快適に過ごせる街づくりを進めるとしている。

混雑情報の可視化には同社が提供しているリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を活用。
「VACAN」には混雑情報をマップ上に表示する「VACAN Maps」という機能があり、今回は専用ページと「VACAN Maps」から混雑情報を確認できるという。

なお、カメラによる混雑の可視化は、個人が特定されない形で行うとしている。