【ニュース】 JR西日本グループ、宿泊施設「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」と商業施設「MAROOT」で構成する複合ビルの開業日を2022年3月18日に決定 富山県富山市

2021.11.30
JR西日本グループ(西日本旅客鉄道株式会社・JR西日本不動産開発株式会社・富山ターミナルビル株式会社・株式会社ジェイアール西日本ホテル開発)は、富山駅周辺地区土地区画整理事業地(富山県富山市)で2022年春に開業予定としていた宿泊施設「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」と商業施設「MAROOT」で構成する複合ビルの開業日を2022年3月18日に決定した。

「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」は、JR西日本ホテルズの宿泊主体型ブランド「ヴィスキオ」を北陸エリアでは初めて展開するもの。
「ヴィスキオ」としては大阪・尼崎・京都に続く4号店となる。
今回は新たな取り組みとして、北陸エリア初出店となる富山にちなみ、コンセプトフロア「富山」を最上階(12階)に設定、全182室の客室と大浴場を備え、国内外のレジャー層やビジネスユーザーの利用を見込む。

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客室は、2名以上で利用するダブル・ツインタイプを中心に17.7㎡~39.5㎡の広さに設定。
一部の部屋タイプには、ゆったりと寛げるベンチシートや、要望の高い独立型の浴室と個室トイレも設置する。

最上階(12階)のコンセプトフロア「富山」は、6~11階までの客室より天井高を30cm高く設定した280cmの開放感あふれる空間で、フロア名称となる富山の観光名所「立山連峰」をデザインした絨毯やフロアオリジナルの壁面デザインに加え、フロアオリジナルのシモンズ社製7.5インチのマットレスを設置。
その他、富山にちなんだ三助焼きのコーヒーカップ、地産のアルパカコーヒー、銘菓「甘金丹」、立山連峰をデザインした富山ガラスのグラス、和紙の客室備品なども設置するという。

「MAROOT」では、スーパーマーケットエリアに「鮮魚 魚廣・富山湾食堂(生鮮)」や「グランマルシェタケダ(精肉・惣菜)」、県内初出店となる「ゴンチャ(カフェ)」や「炭焼牛たん東山(飲食)」などがオープン。
また、今回の開業に伴い、「マリエとやま」から約20店舗の既存テナントの移転も予定している。

複合ビル(JR富山駅ビル)の所在地は富山県富山市明輪町1番231号。
敷地面積は約7,930㎡(富山市用地約4,208㎡、西日本旅客鉄道株式会社用地約3,722㎡)、延べ面積は約3万8,100㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上12階建。
主要用途は商業施設、宿泊施設、立体駐車場。
建物設置者はJR西日本不動産開発株式会社、施設運営者は商業施設・駐車場運営が富山ターミナルビル株式会社、宿泊施設運営が株式会社ジェイアール西日本ホテル開発。