【ニュース】 JR九州など、「福岡東総合庁舎敷地有効活用事業」が博多コネクティッドボーナス認定、博多駅周辺のまちづくりに寄与 福岡県福岡市

2021.11.29
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)を代表企業とし、福岡地所株式会社(福岡市博多区、榎本一郎社長)・株式会社麻生(福岡県飯塚市、麻生巌社長)を構成員とする企業グループは、共同事業として計画中の「福岡東総合庁舎敷地有効活用事業」(福岡市博多区)がこのほど、「博多コネクティッドボーナス」の認定を受けたと発表した。

同事業では、福岡県の発展と博多駅東エリアの活性化につながるオフィスビルの開発を目指す。
1階には福岡県産品を使用したメニューを提供するカフェを導入するなど、まちの回遊性向上を図るとともに、福岡市が官民連携で推進する「博多コネクティッド」に貢献し、博多駅周辺のまちづくりに寄与するとしている。

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「博多コネクティッド」とは、博多駅周辺地区で、地下鉄七隈線延伸やはかた駅前通り再整備など、交通基盤の拡充とあわせ、容積率などの規制緩和により、耐震性の高い先進的なビルへの建替えや歩行者ネットワークを拡大するとともに、歴史ある博多旧市街との回遊性を高めることで、都市機能の向上を図っていくプロジェクト。
博多コネクティッドボーナスとは、つながり・広がりが生まれる広場の創出など、賑わいの拡大に寄与するビルへの建替えを促進するため、福岡市が創設した新たなインセンティブ制度(容積率の緩和等)。

なお同事業では、福岡市が進める「感染症対応シティ」の実現に向け、オフィスには自然換気ができる通風ユニットを設置。
エレベーター行先階予約システムによる非接触対応や、ゆとりあるピロティや緑の広場による過密対策に取り組み、ポストコロナに対応する。

「福岡東総合庁舎敷地有効活用事業」の所在地は福岡市博多区博多駅東1丁目218番1・219番(地番)。
敷地面積は2,688.84㎡、延床面積は2万1,535.00㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上12階地下1階。
用途は事務所・店舗・駐車場。
竣工は2024年3月(予定)。