【ニュース】 北総鉄道、2022年10月に運賃値下げを実施、通学定期は64.7%の大幅な値下げで若い世代の入居を促進 千葉県鎌ケ谷市
2021.11.22
北総鉄道株式会社(千葉県鎌ケ谷市、室谷正裕社長)は11月19日、懸案だった累積損失解消を機に、国土交通省に対し現行運賃を全体として15.4%値下げする変更届出を行った。
値下げ率は、定期外が11.6%、通勤定期が13.8%、通学定期が
64.7%、合計15.4%。
とくに、子育て世代への配慮や若い世代の入居促進に繋がるよう、家計への負担の大きい通学定期運賃については大幅な値下げを実施する。
例えば、京成高砂~印西牧の原駅間では、現行の1か月定期が1万4,990円が4,990円となり、1万円の値下げになるという。
また、初乗り運賃は210円から190円に引き下げるほか、中距離帯を重点に最大100円(ICカード利用の場合は105円)の値下げを実施。
北総線内の移動を促進し、沿線全体の活性化に繋がるような運賃体系とする。
通勤定期についても、普通運賃に準じた値下げを行う。
運賃改定の実施日は2022年10月1日の予定。