【ニュース】 共同エンジニアリング、プラント事業部の西日本拠点を大阪から神戸に移し「神戸支店」を11月22日に開設、播磨臨海工業地域への人材供給を強化 兵庫県神戸市
2021.11.19
建設業界の技術者派遣・受託事業を手掛ける共同エンジニアリング株式会社(東京都千代田区、堀尾慎一郎社長)は、同社のプラント事業における西日本の拠点を大阪から神戸に移し、2021年11月
22日より「神戸支店」(神戸市中央区)を開設し本格稼働する。
同社では、播磨臨海工業地域が持つ課題に対し、人材と技術の提供するため、神戸への移転を検討していたという。
兵庫県は、姫路市や播磨地方の湾岸地域に播磨臨海工業地域を有する。
特に東播磨区域の臨海部には、重化学工業系事業所のほか、域外企業と取引する産業機械、発電プラント等に関連する基盤技術型企業が数多く所在し、高度成長期以降の日本経済を牽引し大きな役割を果たしてきた。
また、同県は第2次産業の総生産に占める割合が全国平均を上回っており、その中でも東播磨区域は、区域内の総生産の約40%を占めている。
しかし、同地域での建造物は高度経済成長期に建設されたものが多く、老朽化が進んでいること、また労働人口の高齢化に伴う労働力不足が課題になっているという。
同社では、2002年の創業時から施工管理業務に強みがあり、プラント・ゼネコン業界の企業へ多種多様な人材サービスの実績を有する。
また、慢性的な人材不足の解消に向け、2015年以降は積極的に新卒や若手社員を採用の上、「0からの育成」を行い、技術の継承や若手育成に注力し、以来、未経験者を育成するノウハウと実績を着実に積み重ねてきたほか、また看板事業のプラント事業では、東京・千葉・名古屋・大阪・岡山で拠点を展開し、エリア拡大と事業成長に取り組んできたという。
今後も同社では、雇用促進と地方創生に貢献していくとしている。
プラント事業部 神戸事務所「共同エンジニアリング株式会社プラント事業部 神戸支店」の所在地は神戸市中央区加納町4-2-1 神戸三宮阪急ビル9階。
業務開始日は2021年11月22日(営業開始予定)。
事業概要は、各種プラントの設計・施工管理の派遣事業、保全・検査・試験・分析・解析の派遣事業、プラント配管設計業務における請負事業。