【ニュース】 三井不動産ワールドファーム、カット野菜の冷蔵加工工場の稼働を開始 茨城県筑西市

2021.11.02
「持続可能なスマート農業事業」を展開する三井不動産ワールドファーム株式会社(東京都中央区、岩崎宏文代表)は10月1日、茨城県筑西市でカット野菜の冷蔵加工工場の稼働を開始した。

「持続可能なスマート農業事業」とは、有限会社ワールドファーム(茨城県つくば市、上野裕志代表)が実践する「儲かる農業」の仕組みにテクノロジーを加え、農業の作業プロセスをより効率化し、効果的な人材育成を行うことで達成する、生産性の高い農業ビジネスモデル。

総床面積約300坪の工場では、自社圃場で生産したキャベツの冷蔵・加工を行い、加工工場としては大規模となる最大1日10tの生産力を見込む。
生産加工の一気通貫が実現し、圃場の拡大も可能になるという。

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また同事業では、三井不動産ベンチャー共創事業部が所管する
CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を通じて出資しているスタートアップ企業等のソリューションを導入。
温湿度管理センサーやGPSを活用した圃場モニタリングなど、テクノロジーを活用した工場運営により、製品の品質・安全管理や生産性向上にも努めるとしている。

さらに、テレワークで使用可能なワークスペースも同工場内に併設。
多様な働き方にも対応するという。

三井不動産ワールドファーム株式会社カット野菜工場の所在地は茨城県筑西市下江連字南原1284-1、交通はJR各線「小山」駅より車で30分、JR水戸線「川島」駅より車で5分。
建築面積は1,041.21㎡、延床面積は1,046.79㎡。