【ニュース】 BOLDLY、岐⾩市の⾃動運転バス実証実験に関する業務を受託、公道でのハンドルがない⾃動運転バスの運転は県内初 岐阜県岐阜市

2021.10.25
ソフトバンク株式会社傘下のBOLDLY株式会社(ボードリー、東京都千代⽥区、佐治友基社長)は、岐⾩市(柴橋正直市長)が岐⾩市街地で2021年10⽉23⽇~31⽇に実施する⾃動運転バスの実証実験に関する業務を受託した。

同実証実験は、「乗務員がいないバス」の実⽤化に向けた取り組み。
2021年5⽉に開庁した岐⾩市役所の新庁舎とJR岐⾩駅の間の往復約5kmなどを、ハンドルがない⾃動運転⾞両「NAVYA ARMA」を運⾏する。
公道でハンドルがない⾃動運転バスの実証実験を行うのは、岐阜県では初めてだという。

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⼀部の交差点では、通信により交通信号機と協調することで、
「NAVYA ARMA」が信号機の色などの情報を取得し、信号を通過するタイミングを⾃動で判断して⾛⾏。
さらに、「乗務員がいないバス」の実現に向け、岐⾩市役所内に設置した同社の⾃動運転⾞両運⾏プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を利⽤し、⾃動運転バスの運⾏状況・⾞内の様⼦の遠隔監視や、乗⾞運賃のキャッシュレス決済を⾒据えた顔認証による乗客の確認と擬似決済の実験も行う。

なお同実証実験では、岐⾩ダイハツ販売株式会社(岐阜県岐阜市、伊縫文哉代表)の協⼒の下、「アバター」を使用した非対面での乗⾞案内を⾏い、新型コロナウイルス感染症の拡大防止などに貢献する取り組みも行う予定。