【ニュース】 神戸市・JR西日本・UR都市機構西日本支社の3者、「JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力に関する協定」を締結 兵庫県神戸市
2021.10.06
神戸市(久元喜造市長)・西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)・独立行政法人都市再生機構西日本支社(大阪市城東区、田中伸和支社長)の3者は、相互の連携・協力のもと、JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区の再整備を進めていくことで合意、10月5日に「JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力に関する協定」を締結した。
3者の役割は、同市が事業実施に必要な行政手続き及び公共施設の整備等、JR西日本がJR三ノ宮駅新駅ビル開発計画の実現、UR都市機構西日本支社が公共空間の整備や民間開発等に対するコーディネートによる事業推進。
同市は官民連携のもと、「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」(平成27年9月)及び「神戸三宮「えき≈まち空間」基本計画」(平成30年9月)の実現を目指し、「三宮クロススクエア」等の人と公共交通優先の空間の創出や各鉄道間の乗り換えの円滑化、回遊性の向上や都心部におけるにぎわい創出等に向け、三宮周辺地区の再整備を推進している。
JR西日本は、地域共生深耕の一環として、神戸線の要となるターミナル駅の三ノ宮駅で「訪れたい、住みたいまちづくり」を推進するため、進取の気性に富んだ神戸の魅力を発信する場所となり、利便性が高く魅力ある空間の創出、神戸の玄関口に相応しい景観形成に向け、新駅ビル開発の検討を進めている。
これまで、JR三ノ宮新駅ビルおよびその周辺の整備については、同市とJR西日本の2者の連携のもと検討を進めてきたが、今後、多様な都市機能の集積と、沿道建築物と一体となった広く豊かな公共空間を創出するため、全国で鉄道駅を中心とする大規模な市街地整備を数多く手掛け、様々な知見やノウハウを有するUR都市機構とともにまちづくりを進めていくこととなったという。
今後は、3者が相互に連携・協力し、神戸の玄関口にふさわしい風格と魅力を兼ね備えた空間の創出を目指す。