【ニュース】 おてつたびなど、尾道市瀬戸田で「瀬戸田柑橘収穫等のお手伝い」を11月27日~12月15日に実施、農繁期の人手不足と観光の閑散期という地域課題を解決 広島県尾道市

2021.09.17
株式会社おてつたび(東京都渋谷区、永岡里菜代表)・三原農業協同組合(JA三原、広島県三原市、田中義彦組合長)柑橘事業本部・地域のゲストハウスの3者は、尾道市瀬戸田地域果樹振興対策会議(広島県と瀬戸田地域関係機関で構成)の協力のもと、尾道市瀬戸田町で農繁期の人手不足と観光の閑散期という農業と観光双方の地域課題を解決するモデルに取り組むため、「瀬戸田柑橘収穫等のお手伝い」を2021年11月27日~12月15日に実施、おてつたびのプラットフォームで参加者の募集を2021年10月15日より開始する。

瀬戸田地域は「せとだエコレモン」を始め柑橘を栽培する農家が多く、11月~2月の農繁期の人手不足が課題となっていた。
今回、JA三原柑橘事業本部が農繁期の人手不足に悩む農家の取りまとめを行い、2週間程度の募集期間を用意。
地域にとっては、深く地域を知ってもらうことで、何回もリピートし、地域産品を購入するファンを獲得できると見込む。

瀬戸田の農家の多くは、最盛期、必要な人手にばらつきがあり、家族以外の人材を活用するには集約してボリュームを作る必要があったという。
一方、おてつたびの期間中、滞在場所のゲストハウスが宿泊単価を連泊により割引するが、11月~2月は観光の閑散期に当たることから、閑散期に連泊する宿泊客を確保することができるとともに、将来のリピート利用に繋がる顧客を獲得することができるとしている。

参加者は、宿泊費を抑えて滞在することができ、地域と近く交流できるゲストハウスを起点とすることにより、深く地域を知ることができるほか、長期間の滞在を通して、より深く地域と交流し、関係を構築できるという。

おてつたびの利用者の多くは、地域や農業に関心があり、長期間地域に滞在して地域と関係性を構築したい人々。
また、終了後のアンケートでは9割以上が「地域にまた訪れたい」と答え、移住・定住した事例もあったという。