【ニュース】 鳥取県、「鳥取砂丘を月面に見立てて活用」など「宇宙産業創出」についての提案を広く募集 鳥取県鳥取市

2021.09.09
日本一に輝いた美しい星空を活用し、観光振興や地域振興に取り組む「星取県」(ほしとりけん)プロジェクトを実施している鳥取県(平井伸治知事)は、同県の「宇宙産業創出」についての提案を広く募集する。
同県では、令和3年4月に鳥取県産業振興未来ビジョンを策定し、新産業創造の取組みの一環として宇宙産業創出へのチャレンジを開始。
今回の提案募集は、宇宙産業を創出する事業プランの策定に活かすためのもの。

提案テーマの例は、「疑似宇宙体験エリアを創る(鳥取砂丘を月面に見立てて活用する)」「県内企業が宇宙産業を仕事にする」「衛星データをフル活用する人を育てる」「鳥取県からダイレクトに宇宙に行くルート開拓」「宇宙関連企業・研究機関を誘致する」など。

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同時に、同県をフィールドに自らが行う実証実験や拠点設置など「より具体的な提案」も募集。
同県内での実現に向け、関係者との調整やサポートに当たるとしている。

同県の「宇宙産業創出力」のポテンシャル(強み・魅力)には、「国内で一番月面に類似した環境と評価される鳥取砂丘がある」「同県出身や同県にポテンシャルを感じる宇宙ベンチャー経営者など宇宙産業のキーパーソンとの繋がりが増えている」「はやぶさ2が持ち帰った小惑星『リュウグウ』の石の分析は、実は同県内で行われている」「同県は『一点もの』のものづくりに強い企業が集積」などがあるという。

募集期間は2021年9月8日~10月11日。
応募者から抽選で10名に星取県コラボ商品(3,000円相当)をプレゼントする。
応募は同県の専用フォームより。
問い合わせは鳥取県産業未来創造課まで。