【ニュース】 星野リゾート、都市観光ホテル「星野リゾート OMO5小樽」を2021年冬に開業、南館は「旧小樽商工会議所」をリノベーション 北海道小樽市

2021.09.09
株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)は、「星野リゾート OMO5小樽(おもふぁいぶおたる)」(北海道小樽市)を2021年冬に開業する。

「OMO(おも)」は、同社が展開する都市観光ホテルブランド。
今回開業する同ホテルでは、「ソーラン、目覚めの港町」をコンセプトに、港町「小樽」の知られざる歴史や文化、食の魅力を届けることで、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げるホテル」を目指す。

同ホテルが所在する場所は、多くの歴史的建造物が集合する「北のウォール街」と呼ばれるエリア。
建物は、小樽市指定歴史的建造物の「旧小樽商工会議所」をリノベーションした南館と、機能性とデザインを追求した北館の2館で構成する。

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フロントやラウンジなどを備えたパブリックスペース「OMOベース」には、小樽の街歩きが充実する「ご近所マップ」を設置。
また、「ご近所ガイドOMOレンジャー」が、小樽の知られざるスポットや文化を案内するツアーを展開する予定としている。
徒歩圏内には、早朝から地元の人々で賑わう「鱗友朝市(りんゆうあさいち)」があり、市場では人気のネタを自身で選んで丼ぶりにのせていく海鮮丼が人気だが、同ツアーでは、OMOレンジャーと一緒に丼ぶりを持ちながら歩くだけで、市場で働く人々が勝手に「本日のおすすめのネタ」をのせてくれるという。

客室は、旅の目的や同行者に合わせて選択できるように、複数タイプを用意。
レトロなデザインとゆとりのある空間が特徴で、特別な旅行にも相応しい「スーペリアルーム」や、明るい空間に快適な団らんスペースを設えた「ツインルーム」などを設定するとしている。

「星野リゾート OMO5小樽(おもふぁいぶおたる)」の所在地は北海道小樽市色内1-6-31、交通はJR函館本線「小樽」駅より徒歩約10分。
建物は北館が地上7階建・南館が3階建。
施設構成は客室92室(バス・トイレ別)、OMOベース(フロント・OMOカフェ&ダイニング・ラウンジ・ライブラリー)、大浴場・サウナ。