【ニュース】 京セラコミュニケーションシステム、無人自動配送ロボットによる工業地域向けロボットシェアリング型配送サービスの実証実験を石狩湾新港地域の公道で開始 北海道石狩市

2021.08.20
京セラコミュニケーションシステム株式会社(京都市伏見区、黒瀬善仁社長)は8月16日、無人自動配送ロボットによる工業地域向けロボットシェアリング型配送サービスの実証実験を石狩市石狩湾新港地域の公道(車道)で開始した。

同実証実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」で採択された、同市における「工業地域向けロボットシェアリング型配送サービスの実現」の取り組みとして実施するもの。

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今回は、地域内の事業者でシェアリングする無人自動配送ロボットが、小売店商品や企業間輸送貨物などを配送。
これまで国内で実施されている自動配送ロボットの公道走行実証では、主に小型・低速のロボットによる歩道での走行だったが、同実証実験では、広域にわたる工業団地での共同利用・効率的な配送を想定し、従来よりも大型・高速なロボットに複数サイズのロッカー20個を搭載し、車道を走行する。
無人の自動配送ロボットが車道を自動走行する試験は国内初の取り組みだという。
実証実験の実施期間は2021年8月16日~9月中旬。