【ニュース】 東急不動産とパナソニック、ヤマト運輸協力のもと、心斎橋東急ビルで冷凍・冷蔵宅配ボックスの実証実験を開始 大阪府大阪市

2021.08.06
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)とパナソニック株式会社(大阪府門真市、楠見雄規社長)は8月6日、ヤマト運輸株式会社(東京都中央区、長尾裕社長)の協力のもと、心斎橋東急ビル(大阪市中央区)で冷凍・冷蔵宅配ボックスの実証実験を開始する。

国内の分譲マンションでは、冷蔵宅配ボックスの設置例はあるが、冷凍宅配ボックスの設置例は無いという。
コロナ禍で在宅勤務や非対面の物品の受け渡しの機会が広がるなど、新しい生活スタイルが進むなか、今回の実証実験を通じ、国内初となる分譲マンションへの冷凍・冷蔵宅配ボックスの設置につなげ、新しいライフスタイルの提案を図る。

東急不動産とパナソニックは現在、パナソニックが2021年1月に開発した受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーをベースに、インターホンシステム連携や非接触キー対応など、分譲マンション用途への変更開発を進めている。

今回の実証実験では、心斎橋東急ビルの東急不動産オフィス内に受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーを設置、ヤマト運輸の協力により、宅配物の温度帯や実運用面での検証を行う。
実証実験の結果を踏まえ、課題や傾向を分析し、分譲マンションでの本格導入に活かすという。

実証実験の期間は2021年8月6日~10月29日(予定)、対象は東急不動産社員約140名。