【ニュース】 ぎふ清流里山公園、同園内の茶畑で採れた茶葉による「ぎふ和紅茶」の販売を8月8日より開始 岐阜県美濃加茂市

2021.08.06
シダックスグループの事業子会社で公共施設の運営や学校給食・自治体業務などを手掛けるシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(東京都渋谷区、山田智治社長)は、指定管理者として受託運営する「ぎふ清流里山公園」(岐阜県美濃加茂市)で、園内の茶畑で採れた茶葉による「ぎふ和紅茶」の販売を2021年8月8日より開始する。

併せて発売当日は、「ぎふ和紅茶」の無料試飲を同園内の「おんさい館」で先着100名に行うほか、同園内の飲食店でも「ぎふ和紅茶」を使用したドリンクメニューの販売を開始するという。

紅茶生産プロジェクトは、紅茶の生産と園内での販売に留まらない、2021年5月から始動した地域連携プロジェクト。
茶摘み体験のほか、市内にある加茂農林高校や、園内で高級食パンを製造販売する若尾製菓との連携による紅茶を使用したスイーツの開発など、「里山の循環性」を体験的に学べるプログラムを構築するとしている。

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同プロジェクトでは、同園内にある約800㎡の茶畑の茶葉全部を紅茶にする。
茶の品種は「やぶきた」で、紅茶に仕上げるには難しい品種だが、日本茶風味の紅茶に仕上がったという。

紅茶製造過程の「発酵」には高山市・奥飛騨温泉郷の温泉を利用。
茶葉は摘み取った後、放置しておくと熱を持ち葉が変色するので、品質を落とさないよう、搬送中も車内で風を送りながら奥飛騨(約3時間)まで運んだ。
お茶の枝(くき)部分は極力取り除いたという。

茶木には、同公園を拠点としている「ヤギさん除草隊」の堆肥を使用。

茶畑の管理運営・茶葉生産・販売は「有限会社FRUSIC(フルージック)」(岐阜県美濃加茂市、渡辺祥二代表)に業務委託し、紅茶製造は「株式会社なべしま銘茶」(岐阜県高山市)が行った。

「ぎふ和紅茶」の原材料名は茶(紅茶)、茶の品種は「やぶきた」、国産(岐阜県)。
ティーパック1袋の内容量は2.5g。
価格は、ティーパック8袋入りが税込1,300円、ティーパック2袋入りが税込350円。

「ぎふ清流里山公園」(旧:平成記念公園「日本昭和村」)の所在地は岐阜県美濃加茂市山之上町2292番地1、交通はJR高山本線「美濃太田」駅よりバスまたはタクシーで約10分。
入園無料。