【ニュース】 山家漆器店、「漆芸ウォールパネル」を開発・発売、南海電気鉄道によるワークショップ「南海沿線アトツギソン」からの事業化第1号 和歌山県海南市

2021.07.30
紀州漆器等の製造・販売を手掛ける山家漆器店(和歌山県海南市、山家俊二代表)は、「漆芸ウォールパネル」を開発、2021年7月
30日より発売する。

同製品は、南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、遠北光彦社長)が南海沿線(なんば以南の南大阪エリアと和歌山県全域)の中小企業・商店等の後継者(アトツギ)を対象に毎年実施している、新事業のアイデアづくりワークショップ「南海沿線アトツギソン」から生まれたもの。
2020年開催の「南海沿線アトツギソンvol.2 in WAKAYAMA」をきっかけに、同ワークショップから初めて事業化されるアイデアだという。

「漆芸ウォールパネル」は、壁や棚などに飾るインテリア商品。
同店アトツギの山家優一店長は、地元や若い人などから、紀州漆器に対する認知度に課題を感じていたという。

そこで、より幅広い人々に紀州漆器を知ってもらうと共に、漆器の活用の幅を広げて持続的な成長をさせていきたいと思案、「南海沿線アトツギソンvol.2 in WAKAYAMA」への参加を経て「漆芸ウォールパネル」を考案した。
食器などとして使われることが多い紀州漆器を、インテリア雑貨のように気軽に生活に取り入れてもらえるよう、サイズや取り付け具を工夫したという。