【ニュース】 秋田県とJR東日本、秋田新幹線新仙岩トンネル整備計画で覚書を締結、事業費は約700億円 秋田県秋田市

2021.07.27
秋田県(佐竹敬久知事)と東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)は7月26日、秋田新幹線新仙岩トンネル整備計画を推進するため、覚書を締結した。

両者は今後、相互に連携・協力しながら整備計画を進めていくとしている。

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事業区間は秋田新幹線「赤渕」駅(岩手県)~「田沢湖」駅(秋田県)間の約15km。
工期は着工より約11年を想定。
事業費は約700億円。

主な整備効果(2020年3月、秋田県交通政策課による委託調査)は、建設投資による経済波及効果が約1,113億円、時間短縮による利用者便益が年間約11億円(約7分間短縮)、社会的損失の回避・低減:運休・遅延による損失回避、安定運行による鉄道の信頼性向上などとしている。