【ニュース】 「燕三条 工場の祭典」実行委員会、三条市の廃工場跡で展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」を2021年10月1日〜17日に開催 新潟県三条市

2021.06.24
「燕三条 工場の祭典」実行委員会は、展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum(燕三条ファクトリーミュージアム)」を、三条市の廃工場跡(旧野水機械製作所工場)で2021年10月1日〜17日に開催する。
同展は、かつて研磨機を製造していた廃工場跡を舞台に、職人の技術による高品質な製品、燕三条の歴史文化、「燕三条 工場の祭典」の歩みなどを展示紹介するもの。

「燕三条 工場の祭典」とは、金属加工の産地である新潟県燕三条地域とその周辺地域の工場が一斉に場内を開放し、ものづくりの現場を見学体験できるイベント。
2013年に始まり、毎年10月の4日間、ものづくりを行う「工場」、農業を営む「耕場」、それらの物品を購入できる「購場」という3つのKOUBAを開放してきた。
2019年には100を超えるKOUBAが参加するイベントへ成長、現在は年間を通じ20を超える企業の工場見学が可能となっている。

06241200

一方、「燕三条 工場の祭典」では、東京をはじめ、アジアやヨーロッパの各都市で燕三条のものづくりの魅力を伝える展覧会を会期外に行ってきた。
今回は初めて燕三条で展覧会を開催、これまでの集大成となる内容を地域の人々に公開する。

メインビジュアルは、会場となる広大な廃工場に、ふたりの職人がピンクのラインを引き入れる姿とした。
ふたりの職人は、製品をつくる師弟の関係にあり、熟練した技術をもつ名工から見習いの若手まで、職人たちが世代や立場を超えて力を合わせ燕三条の未来を築く姿を表現したという。

なお会期中は、ライブ配信によるギャラリーツアーを実施、来場することが難しい人や遠方の人も楽しめるコンテンツを用意する。

「Tsubame-Sanjo Factory Museum(燕三条ファクトリーミュージアム)」の会期は2021年10月1日~17日(火曜日休館)。
会場は新潟県三条市西大崎1-1-18(旧野水機械製作所)。
開館時間は10時〜20時。
事前予約制を予定、予約方法は2021年9月以降にSNSなどで案内する。