【ニュース】 住友商事、「宇都宮駅東口地区整備事業」の複合施設で主要テナントを決定、出店テナントと街づくり協定を締結 栃木県宇都宮市

2021.06.23
住友商事株式会社(東京都千代田区、兵頭誠之社長)は、宇都宮市が推進する「宇都宮駅東口地区整備事業」で、2022年8月開業予定の複合施設などを担当、このほど、複合施設の主要出店テナントを決定した。

合わせて、街づくりの検討を連携して行うテナントと、街づくり協定を締結。
同市や地域関係者との連携を深め、魅力ある街づくり・新しい価値観を創造する施設づくりを推進するとしている。

同事業は、同市が「宇都宮の未来を拓く新たな魅力の創造・交流と賑わいの拠点」に位置付ける整備事業。
北関東最大級の収容人数を誇るコンベンション施設(2022年11月より供用開始予定)、新たな交通網のLRT(次世代型路面電車システム)、開放的な交流広場や高度専門医療の拠点となる病院、地域生活者だけでなく観光・出張目的などの来街者も楽しめるライフスタイル型商業施設、上質さと使いやすさの両方を兼ね備えた宿泊施設、生活サポート施設、オフィスなどを官民連携で開発する。

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住友商事は、2018年5月に同市が実施した事業者公募で、野村不動産株式会社を代表企業とする企業グループの一員として優先交渉権者に選定。
事業化に向け、同市と協議を進めてきた。
住友商事は同事業のうち、JR各線「宇都宮」駅やLRT停留場と直結する14階建ての複合施設(商業施設や宿泊施設)の開発、隣接する5階建て立体駐車場施設の整備を担当している。

なお住友商事は、総合商社が有する街づくりのノウハウやネットワークを活用し、全国主要都市でPPP事業(Public Private Partnership)や市街地再開発事業・土地区画整理事業などの都市開発の枠組みを利用した複合開発に取り組んできたという。

複合施設の所在地は栃木県宇都宮市宮みらい1番2他、交通はJR各線「宇都宮」駅より徒歩1分。
土地面積は約7,700㎡、延床面積は約3万7,400㎡(別棟の駐車場も含む)。
構造・規模は鉄骨造・14階建て。
工期は2020年4月~2022年7月(予定)、開業時期は2022年8月(予定)。
商業施設(1~6階部分)の主な構成は、オフィス、ウェディング・レストラン、飲食、物販、サービス系、スーパーマーケットなど。
宿泊施設(5~14階部分)は「カンデオホテルズ宇都宮(仮称)」、客室数288室、付帯施設は大浴場(露天風呂付)・展望レストラン。
立体駐車場(別棟5階建て)の収容台数は480台。