【ニュース】 和歌山電鐵など、毎年恒例の人気イベント「貴志川線に乗ってじゃがいも掘り」を中止、関係者のみで収穫し「子ども食堂」へ無償で提供 和歌山県和歌山市

2021.06.10
和歌山電鐵株式会社(和歌山県和歌山市、小嶋光信社長)と貴志川線の未来を“つくる”会(和歌山県和歌山市、木村幹生代表)は、昨年に続き、今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年恒例の人気イベント「貴志川線に乗ってじゃがいも掘り」の開催を見送った。

「じゃがいも掘り」のじゃがいも(品種は男爵)は、長原北・鳥居地域資源保全会(古田浩章会長)が、休耕地を保全するために育てたものの一部を、催事のために毎年提供しているもの。
今年もイベント開催に向け、2月頃に植付けをし、収穫目前となっていた。

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そこで両者は昨年同様、「密」を防ぐため、関係者のみで収穫作業を実施。
収穫したじゃがいもの一部は、新型コロナウイルスにより、活動・運営に影響を受けている「子ども食堂」の運営団体へ無償で提供した。
収穫は6月5日に関係者60名程度で実施し、収穫後、各団体のトラックに積み込み、持ち帰ってもらったという。