【ニュース】 竹中工務店、奥飛騨宝温泉協同組合と協働し、既存の温泉井を活用した50kWの地熱発電事業を開始 岐阜県高山市

2021.04.21
株式会社竹中工務店(大阪市中央区、佐々木正人社長)はこのほど、奥飛騨宝温泉協同組合(岐阜県高山市、田中君明代表理事)と協働し、「TAKENAKA奥飛騨地熱発電所」(岐阜県高山市)で50kWの地熱発電事業を開始した。

同事業は、地熱として既存の温泉井を活用したもの。
年間の発電電力量は約500MWh(一般家庭の約100戸分の年間使用電力量に相当)を予定している。

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発電した電力は、再生可能エネルギー特別措置法の固定価格買取制度を適用。
中部電力パワーグリッド株式会社(名古屋市東区、市川弥生次社長)に売電するとともに、エネルギーの地産地消を目指し、一部を同施設内にある組合の温泉供給設備でも活用する。

「TAKENAKA奥飛騨地熱発電所」の所在地は岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根字一宝水200番335他。
発電方式はバイナリー発電、売電容量は49.9kW。