【ニュース】 電気ビル、長崎市御船蔵町でオフィスビルを着工、安心・安全・快適性・長崎らしさを兼ね備えた建物を2022年6月に開業予定 長崎県長崎市

2021.03.31
九州電力グループでオフィスビル事業を手掛ける株式会社電気ビル(福岡市中央区、荒牧智之社長)は3月30日、長崎市御船蔵町(おふなぐらまち)でオフィスビルの新築工事に着手した。
開業は2022年6月の予定。
同社としては、長崎市初の一般企業向けオフィスビル事業となる。

計画地は、JR長崎本線「長崎」駅徒歩圏内に位置し、周辺では
2022年秋に開業する九州新幹線西九州ルート、2021年11月に開業するMICE施設「出島メッセ長崎」などの再開発が進んでいるという。

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同ビルでは、安心・安全対策として、供給信頼度の高い二回線受電(本線・予備電源方式)を採用するほか、BCP対策となる建築基準法の1.5倍の耐震性能を確保。
自然換気や抗菌建材の採用など、新型コロナウイルス感染症対策も実施する。
基準階オフィスは約270坪の無柱空間で、自由なレイアウトが可能。
ニーズの高い冷房と暖房の同時運転が可能な空調方式も採用する。
港町長崎を象徴する「船の帆」をイメージした外観デザインとし、車両移動の多い県内企業ニーズを踏まえ、駐車場を最大限確保するという。

「(仮称)長崎御船蔵プロジェクト」の所在地は長崎県長崎市御船蔵町2番3号(土地所有者:九州電力)。
敷地面積は1,922.70㎡、延べ面積は8,615㎡(この内機械式駐車場741㎡)。
構造・規模は鉄骨造・地上7階建。
貸室面積は2~7階が909㎡(分割可能)、1階が295㎡(分割可能)。