2021.03.31
豊後高田市（ぶんごたかだし、佐々木敏夫市長）は、「豊後高田昭和の町」の商店街の中心に創業支援・居住促進・交流拠点などの多機能を持つ新施設を整備、3月29日に完成記念セレモニーを開催した。

同施設の店舗併用住宅は、創業支援施設として昭和の町で開業する入居者を5月28日まで募集中。
市中心部への定住促進と商業・観光の活性化を一体的に推進し、中心市街地活性化の核となる施設を目指す。
募集対象施設は、新町創業支援施設（新築）と中央通創業支援施設（改修）。　　　　

同施設は、様々なタイプの建物が連なる設計で、個性豊かな、昭和時代を感じさせる建物で構成。
中央のイベント広場を囲むように、昭和の町の街並みにマッチした外観の店舗併用住宅（木造2階建て）が5軒、また、観光客が動画で市内の観光スポットを閲覧できる休憩所兼・イベントや、各種集会にも利用可能な多目的交流施設1棟が整備された。
また、空き店舗となっていた「昭和のお店1号店」の旧安東薬局も、改修工事を行い、店舗併用住宅の創業支援施設として整備されたという。

多目的施設は令和3年4月上旬オープン予定で、店舗は入居者の状況に応じて令和3年の夏～年末頃に随時オープン予定。

募集対象施設のうち、新町創業支援施設（新築）の所在地は大分県豊後高田市新町966番地2。
構造・規模は木造・2階建（1階が店舗、2階は住居）。
貸付料はB-1棟（1階75㎡・2階63㎡、計138㎡）が月9万円、B-2棟（1階62㎡・2階61㎡、計123㎡）が月8万円、C-1棟（1階62㎡・2階65㎡、計127㎡）が月8万円、C-2棟（1階67㎡・2階72㎡、計139㎡）が月9万円。

中央通創業支援施設（改修）の所在地は大分県豊後高田市中央通
695番地。
構造・規模は木造・2階建（1階108㎡・2階114㎡、計222㎡）。　
貸付料は月10万円。　

敷金は各施設とも貸付料の3カ月分、貸付期間は5年間（更新も可。経営状況等で再審査を行う）。　
募集期間は令和3年5月28日まで。