【ニュース】 リンクジャパン、既存住宅をヘルスケア付き高齢者住宅にアップデートするIoTプラットフォームサービス「eMamoホーム」を開発、不動産運用サービスを手掛けるシーラへ提供 東京都港区

2021.03.09
IoTサービスを手掛ける株式会社リンクジャパン(東京都港区、河千泰進一CE0)は、既存住宅をヘルスケア付き高齢者住宅にアップデートするIoTプラットフォームサービス「eMamoホーム」を開発、不動産運用サービスを手掛ける株式会社シーラ(東京都渋谷区、湯藤善行CEO)への提供を開始した。

「eMamo(イーマモ)」は、AIとIoT技術により、介護を楽に、スマートにするためのプラットホームサービス。
これまでは主に介護施設向けに提供してきたが、在宅介護や自宅ヘルスケアのニーズに応えるため、今回、「eMamoホーム」をリリースした。
提携先は、シニア住宅を手掛ける不動産事業者や、高齢者向けのサービスを提供している法人を想定しているという。

「eMamoホーム」では、様々なセンサーを組み合わせ、1人暮らしの利用者の睡眠時の心拍、呼吸、トイレ頻度、熱中症リスク、活動状況などをクラウド経由で把握、AI技術で異常を自動検知し、関係者に通知する。
室温に合わせてエアコンを自動制御できるほか、カーテンやテレビ、照明などの家電を声で操作することも可能。
その他、スマートナースコール「eBell」により、提携コンシェルジュや医師と24時間ビデオ通話が可能となるほか、家族や関係者もスマートフォンで「eBell」向けにいつでも会話可能としている。
さらに、家事代行や訪問介護、食事宅配サービスとも連携するという。

なおシーラは、「eMamoホーム」を活用することで、通常のリノベーションではなく、スマートホームの快適性とIoTヘルスケアの安心を兼ね備えた「シニアテックマンション」としてリノベーションを行う事により、アクティブシニアのニーズを捉え、高齢化社会に最適化された物件を実現するとしている。