【ニュース】 三菱地所とホテルニューアカオ、「アカオリゾート公国」でワーケーションオフィス「WORK×ationSite熱海」を2021年5月に開業 静岡県熱海市

2021.03.05
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)と株式会社ホテルニューアカオ(静岡県熱海市、赤尾宣長社長)は、ホテルニューアカオが運営する「アカオリゾート公国」(静岡県熱海市)で、業務提携の上、ワーケーションオフィス「WORK×ationSite(ワーケーションサイト)熱海」を2021年5月に開業する。

三菱地所は、2018年8月よりワーケーション事業を展開しており、オフィス商品ラインアップでフレキシブルなワークスタイルに対応する商品・サービスの拡充に努めてきた。

今回開業する同施設は、三菱地所としては2019年5月開業の和歌山県・南紀白浜、2020年7月開業の長野県・軽井沢に続く3拠点目のワーケーションオフィスとなる。
相模湾を一望できるリゾート施設「アカオリゾート」内に立地し、景勝地「錦ヶ浦(にしきがうら)」に建つ平屋レストラン「花の妖精」の一区画を、リノベーションのうえ三菱地所が賃借し、オフィス空間1室(約127.31㎡)を利用企業に提供。
同リゾート内のホテルニューアカオ本館とロイヤルウイング宿泊室は徒歩で移動可能だという。

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同施設の室内は、什器をモノトーンでシックに揃えたアートギャラリー風の色彩計画とし、インテリアには熱海ゆかりのアーティスト・作家の作品を採用することで熱海の魅力を発信する予定。
社内研修やプロジェクトチーム合宿など気軽な日常使いが可能で、「センターオフィス」でも「サテライトオフィス」でも「自宅」でもない、自然豊かな非日常空間でのリアルなコミュニケーションによるイノベーション創出を促すという。

三菱地所は、新型コロナウイルス収束後のワーケーション需要拡大を見据え、今後も三菱地所ならではの知見やノウハウを活かして様々なワークスタイルニーズに応える新商品を開発していくとともに、地方創生に寄与する地方と都市の新たな関係を構築していく。

一方、ホテルニューアカオは、自然と共生するという理念を掲げ、今回の施設でもその空間特性を活かし、自然と調和した空間とした。
また、地元アーティストによる設えや作品により、首都圏を中心とした利用者が新しいワークスタイルで、より想像性を発揮できるコミュニケーションプレイスを提供していくとしている。

「WORK×ation Site 熱海」の所在地は静岡県熱海市熱海
1993-65(住居表示)(アカオリゾート「花の妖精」内)、交通はJR「熱海」駅より車で約15分(アカオリゾートによる送迎シャトルバスの運行あり)。
面積は約127.31㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上1階。
施設構成は執務室1部屋、フォーンブース1室、給湯室・トイレ付帯。
貸付方法は1日1社専有、料金形態は1日10万円(税別)。
備品はフリーWi-Fi、プロジェクター、ホワイトボード、卓上ディスプレイ、文具等。
申込は三菱地所の「WORK×ation」ポータルサイトより。