【ニュース】 伊藤忠都市開発と伊藤忠商事、矢作建設工業と用地取得の売買契約を締結し、桑名市でカインズ専用の物流施設開発に着手 三重県桑名市

2021.01.29
伊藤忠都市開発株式会社(東京都港区、松典男社長)と伊藤忠商事株式会社(東京都港区、鈴木善久社長)は、物流施設「(仮称)アイミッションズパーク桑名」(三重県桑名市)の開発に着手するため、土地所有者の矢作建設工業株式会社(名古屋市東区、髙柳充広代表)との間で用地取得の売買契約を締結した。

同物件は、全国でホームセンター事業を展開する株式会社カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)の専用物流施設として、2022年4月の着工、2023年5月の竣工を予定しているもの。
カインズでは、同施設を「西のマザーセンター」として位置づけ、中部エリアの店舗への配送(TC)機能と、海外荷物の保管施設(DC)機能を併せ持ち、ロボット設備導入による自動化も検討、同社の物流網の更なる拡充が見込める施設だとしている。
なお、同物流施設の開発では、企業誘致に積極的な桑名市の協力を得ながら推進していく。

当該地は、同市が地理的優位性を生かし産業誘導ゾーンとして位置付けた多度地区南部エリア内。
東名阪自動車道「桑名」ICより約7.5km、「桑名東」ICより約
7kmに位置し、全国への広域配送拠点として、また名古屋中心地への配送拠点として利便性の高い立地だとしている。
加えて新名神高速道路(2023年全線開通予定)、東海環状自動車道(2026年全線開通予定)の整備進展に伴い、更なる利便性の向上が見込めるという。

「(仮称)アイミッションズパーク桑名」の所在地は三重県桑名市多度町、交通は東名阪自動車道「桑名」ICより約7.5km、「桑名東」ICより約7km。
敷地面積は6万7,873.24㎡、延床面積(予定)は9万378.25㎡。
構造・規模(予定)は鉄骨造・地上4階建。
着工予定は2022年4月、竣工予定は2023年5月。