【ニュース】 阪急電鉄と阪急阪神不動産、建替中の神戸阪急ビル東館とリニューアル中の阪急「神戸三宮」駅高架下店舗をあわせた施設の名称を「神戸三宮阪急ビル」とし、4月26日に開業 兵庫県神戸市

2021.01.28
阪急電鉄株式会社(大阪市北区、杉山健博社長)と阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一社長)は、建替中の神戸阪急ビル東館(神戸市中央区)と、隣接地でリニューアル中の阪急「神戸三宮」駅高架下店舗(神戸市中央区)をあわせた施設の名称を「神戸三宮阪急ビル」とし、2021年4月26日に開業する。

新たなビルの東側低層部には、大きなアーチ窓や円筒形のコーナー部分を配し、永らく神戸市民に親しまれてきた旧神戸阪急ビル東館のイメージを継承。
また、神戸市営地下鉄との乗換の利便性を向上させるため、阪急東改札口と神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮」駅東改札口との間にエスカレーターを増設、阪急東改札口階(2階)~地上階(1階)~地下鉄東改札口階(地下2階)を結ぶバリアフリー対応のエレベーターを新設する。

01281200

地下2階~3階では、東西コンコースの周辺と駅高架下のエリアに、計35店舗で構成する商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」が誕生。
このうちコンコースの周辺には、地下2階の食品スーパー「阪急オアシス」など、仕事帰りのほか、観光やショッピングの合間にも気軽に立ち寄れる物販・サービス店をラインアップする。
一方の駅高架下には、飲食店を中心に個性豊かな地元内外の名店を誘致、エキゾチックで賑わいあふれる新しい横丁街を形成するという。

4階~15階にはオフィスフロア、17階~28階には株式会社阪急阪神ホテルズ(大阪市北区、藤本和秀社長)が運営する宿泊主体型ホテル「レムプラス神戸三宮」が開業する。
オフィスフロアは、1フロア約600㎡で、15階には神戸市が知的交流拠点「ANCHOR KOBE(アンカー神戸)」を開設。
「レムプラス神戸三宮」は、2019年12月に開業した「レムプラス銀座」(東京都中央区)に続く2号店で、総客室数は209室(ダブルルーム165室・ツインルーム41室・ユニバーサルルーム3室)。

「神戸三宮阪急ビル」の所在地は神戸市中央区加納町4丁目2番1号。
敷地面積は約7,100㎡、延床面積は神戸阪急ビル東館の建替が約2万8,850㎡、高架下店舗のリニューアルが約5,500㎡。
階数は神戸阪急ビル東館の建替が地下3階地上29階、高架下店舗のリニューアルが地下1階地上2階。