【ニュース】 三菱地所など、「大阪三菱ビル」の建替え計画を推進、地上32階のオフィス・ホテル主体の複合ビルを2024年に竣工予定 大阪府大阪市
2021.01.26
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)・三菱商事都市開発株式会社(東京都千代田区、糸川裕樹社長)・積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)・三菱UFJリース株式会社(東京都千代田区、柳井隆博社長)の4社は、「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」(大阪市北区)を推進する。
同計画は、長らく地域のシンボルだった「大阪三菱ビル」の地域性・歴史性を踏まえ、周辺の水辺空間と一体となった水都大阪の新たなランドマークを目指し、地上32階、延床面積約6万6,000㎡のオフィス・ホテル主体の複合ビルへ建て替えるもの。
2020年4月に都市計画決定を受けており、新築工事着工は2021年10月、竣工は2024年4月の予定。
ホテルゾーンには、株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(東京都港区、穂積輝明会長兼社長)のフラッグシップホテルが出店する。
建物の外装デザインはガラスファサードによる軽やかなデザインとし、中間階(16階)には大阪の街並みが一望できる「(仮称)御堂筋プレゼンテーションギャラリー」を設置。
計画地南側では、水都大阪の新たな水辺拠点となる観光船着き場の整備を含む堂島公園の再整備を実施する。
オフィス部分には、総貸室面積約2万2,700㎡・基準階面積約
1,760㎡の高規格オフィスを整備。
低層部には、店舗に加え、保育施設や健康増進施設、運動支援施設を整備する予定。
ホテル部分は、カンデオホテルズのフラッグシップホテル(548室)が出店。
客室は18階~31階に位置し、全ての客室から大阪市内が眺望可能。
最上階(31階)のルーフトップにはスカイスパ(露天風呂)を設置、南側に広がる大阪市内の夜景を一望できる空間を演出するという。
「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」の所在地は大阪市北区堂島浜1丁目1-5、交通は京阪中之島線「大江橋」駅より徒歩2分、大阪メトロ御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅より徒歩4分。
敷地面積は3,571.88㎡、延床面積は約6万6,000㎡。
構造・規模はS造・地下一部SRC造、地上32階・地下2階・塔屋1階。
主要用途は事務所(3~15階)・ホテル(17~31階)・店舗(1~2階)・駐車場(地下2階)。
新築工事着工は2021年10月予定、竣工は2024年4月予定。