【ニュース】 東急モールズデベロップメントなど、伊勢市の特産品を集めたアンテナショップを期間限定でオープン、出店準備等は全てオンラインで実施 神奈川県横浜市
2021.01.15
株式会社東急モールズデベロップメント(東京都渋谷区、秋山浄司社長)・伊勢市(鈴木健一市長)・公益社団法人伊勢市観光協会(濱田典保会長)の3者は、東急モールズデベロップメントが運営する商業施設「たまプラーザ テラス」(横浜市青葉区)で、2021年2月9日~3月28日の期間、伊勢市の特産品を集めたアンテナショップ「ISE SHOP」をオープンする。
3者は、「伊勢市観光PRイベント」を2013年~2019年の7年連続で「たまプラーザ テラス」で開催、3者間で信頼関係が築かれてたが、2020年はコロナ禍により同イベントが中止に。
同イベントは毎年楽しみにしている人も多数いることから今回、
48日間の期間限定でアンテナショップをオープンする。
新型コロナウイルス感染症の影響により、観光業界は深刻な打撃を受けており、地域の特産品や土産品を取り扱う企業にも影響を及ぼしている。
同市も同様で、特産品や土産品の需要が落ち込んでおり、2020年3月~9月にかけての観光消費推計額は、例年に比べ約60%の減少となった(伊勢市産業観光部観光振興課試算)。
一方、商業施設でも、コロナ禍による影響で、テナントの急な撤退による空き区画が出るリスクが高まり、予期せず空いた区画の有効活用方法が課題となっている。
今回の取り組みは、同市の特産品・土産品における販売機会の拡大と、商業施設の空き区画の有効活用という、双方の利害が一致したことで実現したという。
なお、コロナ禍の影響で出張が制限されていることから、打ち合わせはすべてオンラインで実施する。
通常、出店者が出店する店舗に赴いて行う内装工事や商品陳列の確認なども、オンラインで実施する予定。
商業施設運営者が出店者と対面することなく、出店交渉・契約業務から当日のオープンまで全てオンラインで行われることは初の試みだという。
「たまプラーザ テラス」の所在地は横浜市青葉区美しが丘
1-1-2、交通は東急田園都市線「たまプラーザ」駅直結。