【ニュース】 多古町・マイナビ地域創生・ANA成田エアポートサービスの3者、多古町の古民家「大三川邸」を再生、一棟貸しの宿泊・多目的施設に改修 千葉県多古町

2020.12.24
千葉県多古町(所一重町長)・株式会社マイナビ地域創生(東京都新宿区、土屋芳明代表)・ANA成田エアポートサービス株式会社(千葉県成田市、石田洋平社長)の3者は、多古町の地域活性化を目的に古民家「大三川邸」の再生事業に協力して取り組む。

同事業は、同町「農あるまちづくり」プロジェクトによるもの。
同町が国の地方創生推進交付金を活用してリノベーションした古民家を、全国各地域で地域資源を活かした事業創出を展開しているマイナビ地域創生が借り受けて運営等を担う。
さらにANA成田エアポートサービスが国際線を中心とする成田空港で培った接客やサービスの知見・ノウハウを提供することで、顧客満足度の高いサービス提供し、地域の魅力を最大限に活かした事業を官民連携で展開するとしている。

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同取り組みでは今後、成田空港に隣接する同町の古民家「大三川邸」を一棟貸し宿泊・多目的施設に改修し、観光客やワーケーション利用者の呼び込み等、交流人口・関係人口の創出に資する施設として活用する。

大型の豪農住宅を改修した母屋は、最大8名まで宿泊可能。
蔵を改修した離れは、キッズルームやシアタールームとして子供から大人までの遊びの場として、また企業研修やリモートワーク等のワーケーションの拠点としても活用が期待される。
敷地内の高台には露天風呂が設けられており、成田空港を発着する飛行機を眺めながら、四季折々の田園風景を楽しめるという。
さらに、地元と連携し、豊かな地域資源を活用した食事や農業体験などを提供することで、新型コロナ終息後には日本人だけでなく、外国人観光客の新たな農泊体験スポットとしても活用する計画としている。

古民家「大三川邸」の所在地は千葉県多古町飯笹630-1。
事業形態は民泊施設。
営業開始は2021年4月(予定)。
定員は最大8名(一棟貸し)、坪数は約60坪。