【ニュース】 JR貨物など、マルチテナント型物流施設「東京レールゲートEAST」を2021年1月1日に着工、2022年8月に竣工予定 東京都品川区

2020.12.11
日本貨物鉄道株式会社(東京都渋谷区、真貝康一社長)は、マルチテナント型物流施設「東京レールゲートEAST」(東京都品川区)を2021年1月1日に着工する。
竣工予定は2022年8月。

同事業は、事業パートナーの三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)が持つ物流施設の開発ノウハウを生かした施設づくりや、陸・海・空の結節点という立地条件を活かし、幅広い客層に向けた積極的な営業展開を図り、新たな鉄道輸送需要の創出し、
CO2削減に貢献するというもの。
同施設で三井不動産は、開発計画の企画立案、テナント誘致を行い、竣工後は施設の運営・管理を行う。

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JR貨物では、先行稼働した「東京レールゲートWEST」(2020年2月竣工)と、今回着工した同施設にJR貨物グループ各社の機能を結集。
入居テナントに対する集荷・配達・保管・荷役・梱包・流通加工等の一貫した物流サービスの提供が可能になるという。

顧客のニーズに応え、シームレスな物流サービスの提案を行い、環境特性と労働生産性に優れた貨物鉄道輸送を利用してもらうことを通じ、「JR貨物グループ中期経営計画2023」に掲げる「総合物流企業への進化」を目指す。

「東京レールゲートEAST」の所在地は東京都品川区八潮3丁目1-3(地番)東京貨物ターミナル駅構内、交通は首都高速湾岸線「大井南」ICより約2km、首都高速羽田線「平和島」ICより約2km、東京港国際コンテナターミナルより約2km、羽田空港国際貨物地区より約4km。
敷地面積は7万6,493.40㎡、延床面積は17万4,404.85㎡、賃貸床面積(専有部)は14万6,886.74㎡。
構造・階層は鉄骨造(一部CFT造)・地上5階建て。
BCPは免震構造・72時間対応非常用発電機・24時間有人管理。