【ニュース】 阪急阪神不動産など、「彩都スマートシティコンソーシアム」を設立、ニューノーマルな生活へ向け非接触認証の実証実験 大阪府茨木市

2020.12.04
阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一代表)・株式会社フォーシーカンパニー(東京都千代田区、中澤博司代表)・株式会社ビットキー(東京都中央区、江尻祐樹・福澤匡規・寳槻昌則代表)・彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会(大阪府・茨木市・箕面市等で構成)の4者はこのほど、「彩都スマートシティコンソーシアム」を設立、彩都(大阪府茨木市・箕面市)でスマートシティ実現に向けた生活のプラットフォーム構築のための活動を開始する。

なお、同コンソーシアムは、内閣府・総務省・経済産業省・国土交通省が運営する「スマートシティ官民連携プラットフォーム」へ参画、大阪府の補助金採択を受けているという。

同コンソーシアムではまず2020年12月より、阪急阪神不動産が分譲したマンション等で、ビットキーの技術を活用したマンションエントランスの自動ドアを非接触で解錠できる顔認証システムを使用した実証実験を開始。
同システムを利用することで、鍵を取り出すことなく入館することが可能となる。

また、専有部玄関扉にスマートロックを設置することで、家事代行・宅配等外部サービス事業者にマンションエントランスや専有部玄関扉の時限パス、ワンタイムパスを発行することも可能になり、不在時を含め、非対面・非接触での外部サービスの利用も可能になるという。

今後は2025年開幕の大阪・関西万博に向け、モビリティや決済サービスなどとの連携を含むサービス拡充を検討しており、デジタル技術を活用した、より安心・便利なスマートシティの実現に向けた取組を強化するとしている。